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豊富な診療メニューで 患者様のお悩みを解決しています。


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白内障
別名「しろそこひ」といいます。眼球内の水晶体がにごる病気です。
老人に多い疾患ですが、目の外傷や糖尿病、アトピー性皮膚炎に合併することもあります。
カメラのレンズに相当するところが曇るため、かすみ目や視力低下、まぶしい、めがねが合いにくいといった症状が出ます。白内障の初期では点眼薬で進行を遅らす治療をおこなうことがありますが、にごった水晶体は元に戻すことができないため白内障の手術を行います。
手術は超音波のメスでにごった水晶体を吸引した後に眼内レンズという人工の水晶体を挿入移植します。手術は局所麻酔で行い通常10分前後です。
当院では日帰り手術のほか、遠方の方のために1泊入院もお受けしています。


緑内障
別名「あおそこひ」といいます。眼球内の視神経の線維が抜け落ちるため視野が狭くなったり視力が低下する病気です。
緑内障には数種類の型があるのですが、多くは病初期に自覚症状が全くないため発見が遅くなる傾向があります。
また、40代から緑内障にかかる割合が高くなるため、人間ドックなどの検診を定期的に受けて早期発見に心がけましょう。
当院では通常の眼圧検査、眼底検査、視野検査のほかに、GDXという最新の緑内障スクリーニング器械を使用して緑内障の早期発見、早期治療に努めています。
治療は点眼によって眼圧を下降させることが基本ですが、点眼のみで眼圧コントロールが不良な場合には手術やレーザー治療を併用します。
当院で用いている緑内障治療用のレーザー器械はSLTといって、目の中の緑内障をおこしている悪いところのみを選択的に治療することができる最新の緑内障専用のレーザー器械を導入しています。レーザー治療は入院の必要はありません。



眼瞼けいれん

眼瞼けいれんは目を取りかこむ眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が、自分の意思に関係なくけいれんする病気です。
症状は、まばたきが増えたり、まぶしさを感じたりします。
症状が重くなるとまぶたが開かなくなります。



顔面けいれん
眼瞼けいれんと似ていますが、顔の片側の筋肉が自分の意思に関係なくけいれんする病気です。
症状は片方の目のまわりの軽いピクピクしたけいれんに始まり、次第に同じ側の額、ほほ、口、あごなどに広がってゆきます。けいれんの程度が強いと顔がつっぱってゆがんだ状態になります。
通常は片側にみられますが両側になることもあります。

どちらの病気も中高年の女性に多くみられます。


ボトックス治療
眼瞼けいれんや顔面けいれんに対してA型ボツリヌス毒素療法(ボトックス治療)を行っています。
ボトックス治療はけいれんしている筋肉に微量のボツリヌス毒素を注入してけいれんをおこしている筋肉を弛緩させて(ゆるめて)けいれんの症状をおさえます。
治療効果は通常3〜4ヶ月持続します。



麦粒腫、霰粒腫 
俗に言う、ものもらい、めばちこ、めべとです。
麦粒腫はまぶたの脂腺、汗腺、マイボーム腺にばい菌が感染し炎症をおこす疾患です。治療は抗菌剤の点眼や内服を投与しますが、ひどくなった場合には、針やメスを使って排膿(膿を出す)の処置を行います。
霰粒腫はまぶたのマイボーム腺が炎症を起こし脂肪分が詰まったため、しこりができる疾患です。治療は感染をおこしている場合は、麦粒腫と同じように抗菌剤の点眼や内服を投与しますが、痛みがなくしこりがなくならない場合には、注射で小さくしたり、しこりを摘出したりします。


VDT症候群
VDTとはコンピューターを使用するための表示装置のことです。現代では職場や家庭、子供の遊具にも浸透しています。VDT症候群とはVDTを使った長時間の作業により、目や体、心に影響の出る病気で、別名テクノストレス眼症とも呼ばれています。目の症状としては、目が疲れる、視力が落ちる、目がかすむ、物がぼやけて見える、目が痛むなどがあります。ひどくなるとドライアイを悪化させたり、めまい、吐き気などをおこすこともあります。
 眼科での治療は、目の疲れをやわらげ、目にうるおいを与える点眼薬や、体や目の緊張をほぐす飲み薬による治療が行われます。時には適切な眼鏡で視力を矯正したり、VDT作業用の眼鏡を処方したりします。


ドライアイ
慢性的に涙が少なくなると眼の表面の角膜(くろめ)や結膜(しろめ)がかさかさになり、細かいキズ(びらん)ができてきます。
体の調子が悪いときに一時的になる場合もあれば、体質的に涙の量が少なくなったり質が悪くなったりする場合もあります。
涙を補充するように人工涙液を点眼したりヒアルロン酸の点眼液をさしたりします。
症状が強い場合には、涙が流れぬけていく涙点にプラグをつめたりする場合もあります。


糖尿病性網膜症
糖尿病は全国で800万人以上の方が罹患しているといわれ現在も急増しています。糖尿病は発病初期にはほとんど自覚症状がないため軽視されがちですが、全身に及ぶ合併症をひきおこす油断できない病気です。特に「三大合併症」と言われる網膜症、腎症、神経障害は発生頻度の高い重大な慢性疾患です。
糖尿病性網膜症は糖尿病に罹患して数年〜十数年して発症します。目の奥には網膜というカメラのフィルムにあたる重要な膜があり、ここに多くの毛細血管が分布しています。糖尿病では血液に糖分を多く含み粘性が高いため、毛細血管をつまらせたり血管に負担をかけます。そのために網膜に酸素や栄養が不足し、眼底出血や硝子体出血などの網膜症を発症します。
網膜症は進行過程にしたがって、単純、前増殖、増殖の3段階に分けられます。初期の段階では自覚症状が現れないことから、眼科を受診しないケースが少なくありません。しかし自覚症状が出てからでは手遅れのことも多いので糖尿病と診断されたら自覚症状の有無にかかわらず眼科で検査を受けてください。単純網膜症では内科的な血糖コントロールが治療の第一です。前増殖網膜症では新生血管の発生を防ぐためにレーザー光凝固術を行います。この時期を逃さないことが治療のポイントとなります。この治療は入院せず外来で行えます。増殖網膜症になると外科的な硝子体手術が行われます。最近は硝子体手術の進歩により手術の適応が広がり、より安全な手術になりました。


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